10月19日(水)富田林市立久野喜台小学校

富田林市立久野喜台小学校では、5年ほど前から、担任が中心となって取り組む外国語活動の授業研究を積み重ねてきました。「言語力の育成」を研究テーマに、自分の思いや考えを表現するための「書く力」の育成に取り組んでいます。今年度は、自分の思いや考えを表現するという観点で、校内研究に取り組んでいます。指導内容や指導計画は、文部科学省「英語で学ぼう」を基本とし、児童の興味関心に応じて、内容を工夫しています。

10月19日(水)、「買い物をしよう」という教材で、買い物ゲームを楽しみながら、英語の音声や基本的な表現などに慣れ親しむという研究授業を行いました。

授業後の研究討議では、教職員が3つのグループに分かれて、授業者の指導と子どもの学習活動のよいところと改善点を討議し、まとめました。児童の学習活動では、ほとんどの児童が積極的に楽しんで活動し、英語の表現に慣れ親しんでいるという意見が多くありました。よかった点としては、授業者の指示が的確でわかりやすいこと、担任とALTの役割が工夫されていること、学習の場の設定や教材が良く練られ、準備が良くできていたこと、子どもたちが生き生きと楽しく学習できていたこと、などが挙げられました。

課題としては、表現することが苦手な子にどう意欲をもたせていくかということ、発音などの反復練習の方法などを工夫し、全員が慣れ親しむようにすること、時間配分などが挙げられました。また、各教職員が、本時の成果と課題を明日からの授業でどう生かしていくかについて考え、グループで発表しました。さらに、S-T分析を国語科の校内研究でも活用しようと考えています。

 

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