東大阪市立縄手南中学校では、生徒に「思考力・表現力をつける」、「家庭学習の習慣化」、「学習のつまずき」を克服するために、①「理由や考えを書かせる」指導の重視、②授業と放課後学習の連携(宿題・課題の提出や再テストの徹底)、③宿題・課題の出し方の工夫と生徒への習慣づけを目標にしています。
特に①の目標を達成するには、教職員の授業力の向上が必要です。「思考力・表現力をつける授業」が校内研究のテーマですが、教職員の意識の改善と、指導力を高めるために、府教育センターによる校内研究支援の活用は大変有効でした。8月の全体研修では、課題設定や発問のポイント、効果的なノートの取り方、問題解決と理解したことを発表させるプロセス、ペア学習・グループ学習の活用など、すぐに授業に活用できる内容で、「全教科で意識しながら出来ることから実践していこう」という共通認識をもって研修することができました。