2月3日(金)羽曳野市立埴生南小学校

羽曳野市立埴生南小学校では「豊かな言語活動を通し、伝え合う力の育成をめざす」をテーマに、研究実践を重ねてきました。これまでの取組の中で多様な言語活動の実践が生まれ、言語環境の充実も進みました。2月3日(金)には、6年生の研究授業「海の命」を行いました。6年間の集大成とも位置づくこの授業に向け、府教育センター指導主事とともに2回の事前研究会をもちました。

「主体的な問題解決的過程を通して、実感的な理解が深まる」との仮説を立てた指導計画のもと、その検証の場としての研究授業となりました。当日は、クライマックスでの登場人物の心の葛藤を読み取りました。子どもたちのノートには、叙述に即して根拠を考えながら、読み取ったことについて多様な書き込みがありました。それらをもとに、主題に迫るための聴きあいが続きました。

 研究討議会では、「書くための系統的指導」「仮説をたてる研究」などが提起され、この校内研究を通じて、改めてめざすべき子どもの姿・培う学力を全教職員で確認しあい、今後の方向につなげることができました。

 

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