大阪狭山市立南第一小学校では、平成22年度から、「伝え合い、認め合い、高め合う子どもの育成~問題解決型の学習過程による授業づくりをめざして」をテーマに、府教育センターの校内研究支援を活用して算数科で校内研究を進めています。これまでに全学年が研究授業を行いましたが、講師である指導主事から指導案検討、事前授業、研究授業及び討議会に、きめ細かい助言がありました。どの学年も、算数的活動を多く取り入れて、児童がじっくりと課題に取り組み、全体で練り上げていく授業になりました。S-T分析でも児童の活動が授業の大半を占める結果が出ていました。
2年間の校内研究をとおして、「子どもの実態把握からスタートする、子どもが主体的に活動する授業づくり」、「学校としての指導の系統性の大切さ」について、学校全体で共通理解することができました。今後も指導の系統性を学校全体で話し合い、子どもを育てる校内研究に取り組んでいきます。