8月10日(水)泉大津市立誠風中学校

 8月10日(火)、「『校内研究を全教員で』― 授業研究の改善を考える ―」をテーマに泉大津市立誠風中学校において、授業改善に向けた第1回全体研修会が開催されました。誠風中学校は、本市でも早い時期から教科の違いを越えた全教職員による研修会を実施している中学校です。昨年度も府教育センターの研修支援を活用し、英語科を中心に校内研究を行いましたが、本年度は、学校全体のさらなる学力向上に向けて、数学科で研究を継続しています。

 研修会は、PISA調査で出題された問題を、教職員が解答してみることから始まりました。そして「校内研修」と「校内研究」との違いや「子どもが受益者となる校内研究」に全教職員で取り組むことの重要性について、パワーポイントを使った分かりやすい解説がありました。

次に、誠風中学校の生徒の課題を、付箋を使ったKJ法で班ごとに話し合い、発表して共通認識を図りました。研究テーマの設定まですすめる予定でしたが、これは次回までに考えておくことになりました。

続いて、研修支援の内容や校内研究の在り方、研究を見通した仮説の重要性と授業研究の視点等について話がありました。昨年度作成した授業チェックシートを活用した授業評価等、細かなところまで助言がありました。また、全体研修終了後には、今後の日程や指導案検討の内容などについて、綿密な打合せを行いました。

11月下旬の研究授業に向けて、数学科の教職員を中心に、誠風中学校の全教職員が一つの目標に向かって動き出しました。

 

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