岸和田市立山滝中学校では、今年度、『生徒一人ひとりの豊かな学びの創造~基礎・基本の力を伸ばし、解りやすい授業の研究を通して~』をテーマに、研究を進めています。
10月6日(木)に、2年国語科で平家物語「扇の的」の研究授業を行いました。学習意欲を高め、古典により親しむために紙芝居という言語活動を設定しました。紙芝居をどう読むかを考えることで、朗読を工夫し、登場人物の心情や行動、情景の描写、内容理解に迫ります。
夏季休業期間中には教職員で模擬授業を行い、授業研究が活性化する手ごたえを感じました。
授業では、子どもたちの笑顔がはじけ、意欲の高まりが感じられました。研究討議では、府教育センター指導主事から提案があったS-T分析を取り入れ、小グループに分かれて話し合いを行うことで、活発な意見が交わされました。今後、各教科の授業でどのように活かしていくのかを研究していきます。