池田市立緑丘小学校では、「豊かな心を耕すコミュニケーションづくりを生かした授業の追究」をテーマに、「道徳部会」「学力保障部会（国語科）」に分かれて校内研究を進めてきました。しかし、本年度実施した、府学力・学習状況調査等の結果分析から、算数科の活用について課題があることが明らかになり、本年度は府教育センターの校内研究支援を活用し、算数科の授業研究を行っています。
全体研修・指導案検討・事前授業では、講師である授業力向上指導員から適切な助言がありました。それを踏まえて、２月24日（金）には、5年生の研究授業「正多角形と円周の長さ」を実施し、｢つかむ→見通す→自力解決→練り上げる→まとめ｣という５つの構成で授業を展開しました。授業では、問題解決に向けて、グループ内でコミュニケーションをとりながら、発表に向けて考えを練り上げる児童の様子が見られました。
授業後の研究討議会では、教材の提示の仕方、時間配分、授業構成、発問内容など、細部にまで助言があり、授業力向上につながる有意義な研究会となりました。
