11月30日(水)高槻市立五領中学校

高槻市立五領中学校では、子どもの学力実態、生活の現状の適切な理解のもと、「基礎的・基本的な知識・理解の定着」をテーマに全校で授業改善に取り組んでいます。分割授業や習熟度別授業の実施、TTの有効的な活用、家庭学習の習慣づくりなどを行っています。その結果、「基礎的・基本的な知識・理解の定着」や学習意欲の向上については、成果をあげてきました。「思考力・判断力・表現力」といった活用力や「家庭学習の習慣」などについては今後も研究を深めていきたいと考えています。

 そこで、本校では、全教科で「生徒自身が考え、表現する」ことを取り入れた授業を工夫していくことが重要であると考え、校内研究を進めてきました。年3回、全教職員参加による研究授業・研究討議会と、全教科で年1回の研究授業を継続して実施しています。

今年度は、夏季校内全体研修会や11月30日(水)の英語科の研究授業において、府教育センター指導主事の適切なサポートを受けながら研究を進めています。授業を見る視点に言語活動の充実を踏まえた観点を加え、研究討議会も充実してきました。次年度以降も、校区を挙げて、家庭学習の習慣を定着させる取組を継続していくとともに、めざす子ども像から校区共通の研究テーマを設定し、取組を進めていきます。