吹田市立山田第三小学校では、校内研究テーマを「わかった！できた！チャレンジ！」～自ら考える子の育成～とし、今年度から算数科の授業研究に力を入れています。今年度は研究授業・研究討議会を６回、校内研修会を４回行い、算数科に取り組む一年目としての土台を築いています。
特に、「自ら考える子の育成」に重点を置き、自己解決の時間の持ち方やそこに至るまでの指導法などを討議しました。授業前の検討会では、課題提示の仕方、見通しを持って解決に取り組む方法、ヒントカードの出し方、支援の仕方などを取り上げ、具体的な指導法について話し合いました。
2月2日（木）の研究授業・研究討議会では、「授業でのポイント」を中心に、良かった点、課題、解決策など自分の意見を付箋に書いた後、ワークショップ形式でグループ討議をしました。本校では、参加者全員が意見を言う討議会が定着し、グループでの話し合いは、時間が足りないくらい活発に行われます。その後、グループ交流で出た意見を発表し合い、具体的なてだて等を意見交換しています。最後に、講師である府教育センター授業力向上指導員の助言により、成果と課題が整理され、有意義な校内研究会を行っています。
