高槻市立第六中学校では、今年度、道徳の研究授業に加えて、国語科で府教育センターによる校内研究支援を活用しました。指導案検討、1年の物語教材「空中ブランコ乗りのキキ」の公開授業まで、一つの教材に国語科として深く関わりました。授業では、ノートを活用して自分の意見をまとめ、班で交流する活動から全体発表へとつないでいきました。
あわせて、校内全体研修会で、「授業づくり」をテーマに、ノートの活用・工夫の交流を中心に研修を行いました。教職員全員が、生徒の書いたノートやプリントを持ち寄りました。ノートに何を書かせるか、メモをどのように活用するか、ということから、「考えた」過程がわかるノートづくりの大切さ等について、互いに工夫している部分について意見交流をしました。これまでは、他教科のノートなどをなかなか見る機会がなかったので、どの教職員も授業作りのヒントをたくさん得ることができました。ノートづくりという具体的な交流を通じて、日々の授業に役立つ情報を共有することが、教職員のやる気、元気につながり、みんなで授業づくりを工夫していこう、という意識がさらに向上しました。
