■皆さんこんにちは、東住吉高校校長の萩原 美由紀です。今日は、皆さんに一つ英語のフレーズを覚えてもらおうと思います。
■アメリカのバイデン大統領候補が大統領で当選確実となったときのスピーチ
"It's Time to Turn the Page." これは、日本語に訳すと、文字通り「さあ、今こそ次のページを開こう！」ですが、バイデン氏はコロナ禍の中でさらに深い意味で全国民に呼びかけました。
■振り返ると、令和2年度は、誰もが今までに経験したことのない特別な1年でした。年明けに新型コロナウイルスの感染が日本にも広がったかと思うと、瞬く間に国内での感染者が増加し、4月から2カ月にも及ぶ臨時休業からのスタートとなりました。まさに去年の今頃は誰一人このような事態が起こることを予期していませんでした。
■しかし、このような状況にあっても皆さんは日々、学校目標である第一志望の進路実現、自主活動の充実に向かって真摯に取り組んでくれています。
■１年生・２年生の志学のプレゼンテーションで自分の考えを堂々と発表する姿、中学生対象学校説明会で優しく中学生や保護者に学校の様子を説明する姿、チャリティーマラソンで伝統のタスキを繋いでくれた皆さんの姿に、我々教職員は勇気をもらいました。
■また、芸能文化科３年生は、コロナ禍の中で、ヒガスミ初の卒業発表会ライブ配信を披露し、全世界にデビューを果たしました。
■部活動においては、書道部が全国総合文化祭に出品、女子バレーボール部新人大会１部リーグ優勝など、輝かしい成果を残してくれました。まさに、コロナ禍の中での新しい１ページを皆さんは開いてくれました。共生推進教室の皆さんもともに部活動を楽しんでくれています。
■さあ、ヒガスミの全生徒の皆さん、今こそ、自ら最高の進路を勝ち取り、ヒガスミの自主活動で培ってきた力を活かして、自らの人生の1ページを開くときです。我々教職員一同、全力で応援しています。"It's Time to Turn the Page."
■冬休み明けにまた全員元気な姿を見せてくれることを楽しみにしています。