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今日は3年生地理と世界史、2年生世界史と数学、1年生数学の授業を見学に行きました!

今日の授業見学は3年生の地理からスタートしました。勉強していたのは世界各国の農産物についてです。地理なので最低限の暗記は必要なのですが、授業の中で何度も先生が「国と作物それぞれの特徴を考えて結びつける」、丸暗記でなく思考力で解答にたどり着くという作業を生徒たちにさせておられました。私もこんな感じで頭の中でずっとあれこれ考えながら聞いていたので海外にも行きたくなったしおいしいものも食べたくなりました。(笑)

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2限目は同じく3年生の世界史を見学に行きました。今日勉強していたのは東南アジアの島嶼部の国の歴史でした。世界史も覚えることが多くて生徒たちは大変です。しかも地理という平面上と時間軸上の両方にわたる複雑な関わりも考えなければいけないので尚更ですが、今日の授業では大学入試問題を活用してそのあたりを上手くクリアされていたと思います。フィリピンを中継地にメキシコと中国が繋がっている、繋げているのがスペインなんて、とてもワールドワイドな話で楽しかったです。

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3限目は2年生の世界史を見学しました。今日学んでいたのはオリエントの統一、アッシリアからアケメネス朝ペルシアについてでした。こちらはすでに1年間学んだ2限目の3年生とは違って世界史の勉強を始めたばかりですので、授業内容のほかに学ぶ上で考えなければいけないことや意識しておくこと、世界史という学問の特性上、時間軸や平面を行ったり来たりすることなどの説明がありました。そのあたりを立方体で説明されていましたが、「なるほど!」と言いたくなるくらいとてもよく分かりました。

4限目は2年生の数学で、前半に「等差数列の和」、後半に「等比数列」について学んでいました。生徒たちは問題を解いて、先生が少し遅れて黒板上で問題を解いていかれます。ポイントになるところだけ生徒たちに確認して進んでいくという授業でした。一番興味深かったのが答えの書き方には「オシャレ」なものと「オシャレ」でないものがあるということでした。簡単に言うと通分できるのにやってなかったら「オシャレじゃない」ということだそうです。確かに私も高校時代にそんなことでよく減点されました。生徒の皆さん、答えは常に「オシャレ」を求めてくださいね。

5限目は1年生の数学を見学に行きましたが、先生、クラスの皆さんごめんなさい!さすがに70分授業連続5時間目でボケたのか、授業の様子を写真に撮るの忘れていました!

で、今日勉強していたのは「因数分解」。3次とか変数が3つも出てきたりとか、最後はそういうのにチャレンジしていました。さすがに中には難しく感じる生徒もいたようですが、そこは先生が丁寧に教えてくださっていました。また、早くできた生徒には新たな課題を与えて、それぞれの進度で取り組めるように配慮されていました。

感心なのは私の横にいた生徒。今日のプリントも、問題集の同じ範囲もすでに自分でやり終わっていました。その生徒が文学部国文学科卒バリバリ文系の私に質問してくれるのです。「模範解答は-(a-b)(b-c)(c-a)となっているのですが、(a-b)(b-c)(a-c)じゃあダメなんですか?」。私はすかさず答えました。「abcの順に並んでいた方が解答としてオシャレなんじゃあない?」。4限目の先生のセリフ使わせていただきました(笑)。ちなみに担当の先生も、「どっちでもいいのだけれど、abcの順に並んでいる方が数学では美しいとされる」とおっしゃっていました。1年生の皆さん、数学の解答はオシャレに美しく!これが合言葉ですよ。

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