今日の１限目、２年生の理数数学の授業を見学に行きました。勉強していたのは前半が「空間の2点間の距離を求める」、後半が「空間ベクトル」についてでした。授業の中で先生が「黒板に答えが書かれるのを待って、それを写すだけでは意味がない。自分で解かなければ」と何度もおっしゃっていましたが、正にその通りですよね。今日読んだ振り返りシートの中に「家でできるのとテストでできるのとでは求められるレベルが全く違う。だから次はテストでできるレベルまで頑張る」とありました。実際に練習でできても試合ではできないことってありますよね。生野生の皆さん、「テストでできるレベル」「試合でできるレベル」目指して練磨に励んでくださいね。
昼休みに中庭で吹奏楽部が「オータムコンサート」ということで、爽やかな演奏を2曲披露してくれました。昨日より少し暖かくなった屋外での50人を超える人数の演奏はとても迫力があり、澄んだ秋の空気と相まって昼休みをより快適な時間にしてくれました。吹奏楽部の皆さん、素敵な演奏本当にありがとうございました。
5・6限目に3年生が体育館で人権研修を行いました。前半は「パラスポーツの魅力と可能性」をテーマに大阪体育大学客員教授の高橋明先生にご講演いただきました。動画や画像を交えた迫力あるご講演で、生徒たちもパラスポーツに対する理解を通して障がい者の方の状況に対する理解を深めることができたと思います。
後半は男女10名ずつの生徒たちが実際に車いすバスケットを体験しました。普段乗り慣れていない車椅子ですのでなかなか思うように操作できず、珍プレーもたくさん見られましたが、たまに出る好プレーには大きな拍手が送られていました。また、試合後に高橋先生が見せてくださった車椅子でのドリブルのお手本にはどよめきが起こっていました。
3年生の皆さん、今日はそれぞれに考える種を高橋先生が撒いてくださいました。どう育てるかは皆さん次第ですが、できれば世のため人のためになるよう育ててくれればこんなにうれしいことはありませんね。