10月3日(金)3時間めに3年選択科目「書法芸術B」の授業を見学しました。担当は矢野先生、ソレイユの生徒も一緒に13人が学んでいます。
今回の課題は「倣書のセラミックボードを作る」~倣書とは、古典の書風をモチーフに自分の書を書くことで、授業では、角張った点画と鋭い起筆と切れの良い収筆が特徴の牛橛造像記(ぎゅうけつぞうぞうき)、線に丸みがあり、S字の線とやや横広の字形が特徴の鄭義下碑(ていぎかひ)、隷書体で扁平な字形、終筆を大きくうねらす曹全碑(そうぜんひ)の3つの古典から1つを選んで自分のお気に入りの字を書きボードにします。
はじめに3つの古典について、先生が書きながら投影して筆の運び方を説明されました。先生は容易く書かれますが、なかなか難しそうです。
今日は、まず臨書。3つのうちから1つを選んで始めました。
皆、とても熱心で、そして上手です。
13人が書き上げると、教室の後ろに並べました。3つの古典の書体ごとに一番良い作品を皆で選び、その理由を言い合いました。
先生の講評を聞き、これから倣書に取り組みます。どんなセラミックボードができるか楽しみです。有難うございました。