シリーズ授業㉗~「書道Ⅰ」篆刻

 昨日の大雨と打って変わって雲一つない晴天の一日になりました。過去30年の晴天率を見ると、近年は少し違っているようですが、11月3日は「晴れることが多い」特異日(おもに東京)だと言われていました。もし、そうであるならば、今年はピタリと当たったことになります。皆さんはどんな1日を過ごされたでしょうか。 

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 10月21日(月)3時間めに1年1,2組「書道Ⅰ」の授業を見学しました。担当は増井先生、この日は中間考査後から取り組んできた「篆刻」の最終回です。生徒たちは自分の名前の文字を鏡写しにして熱心に彫っていました。

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 はじめに先生が完成した印の押し方について、自ら手本を見せながら説明されました。OHCで先生の手元がスクリーンに大きく映し出されています。

 印肉の付け方が大きなポイントのようです。印肉にぎゅっと押しつけるのではなく、ポンポンポンと軽快に、何度も何度も繰り返し、印全体に均一に付くように十分注意して朱肉を付けます。そして、印全体に真上から強く真っ直ぐに作品の紙に押しつけます。さらに、押した印を紙から離す時もとても大事、印を引き上げた時に紙が印に付いてこないように、慎重にそろりと印を持ち上げます。

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 先生は「丁寧の積み重ねです」と仰いました。生徒たちは真剣に取り組んでいました。記念になる自分だけのいい印ができればいいですね。有難うございました。