• トップ
  • 2018年
  • 11月
  • 大阪府高等学校芸術文化連盟茶道部会 第10回講習会(10月28日)の報告

大阪府高等学校芸術文化連盟茶道部会 第10回講習会(10月28日)の報告

先日、大手前高校で開催された芸文連茶道部会に参加させていただきました。午前は講演会、午後は実技研修会が行われました。

 丸久小山園社長、小山元治様の講演会「お茶のこと抹茶のことをもっと知ろう」では、お茶の歴史、作り方を詳しく教えていただき、私たちが普段飲んでいる抹茶について学びを深めることができました。お茶を「一杯」ではなく「一服」と数えるのは、昔、お茶は薬として飲まれていたことの名残である、ということをはじめて知りました。茶臼で煎茶を挽くという貴重な体験もさせていただきました。

 その後の実技研修会では、他校の方々とお点前の練習を行いました。まず、お客側で、お花の拝見の仕方や、お茶の飲み方を復習しました。次に、亭主側で、水屋の練習をしました。初対面の人との連携は思っていたよりも難しく、自分が積極的に動くことがお点前を円滑に進めるために重要だとわかりました。最後に、基本所作の復習と割稽古をしていただきました。このとき、立礼のお点前を拝見しました。ひとつひとつの所作が、指先に至るまでとても美しく、このようなお点前をしたい、という目標ができました。

 今回の講習会のテーマは「新しい目線でお茶を見つめよう」でした。午前の講演会でお茶について学んだことによって、このテーマのとおりに、違った角度からお茶について考え、また知識を深めることができました。

 とても学びの多く、刺激の多い一日になりました。

2018年11月 茶道部

カレンダー

2024年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30