奈良県で実施された聖火リレーを走られた根木慎志さんが聖火リレーで使ったトーチを
持参して来校してくださりました。各学部の様子をお伝えします。
光陽聖火リレーは中学部から始まりました。中学部では、この日のために制作していた手形による五輪マークに「ようこそネジー」と書いた作品を掲げて歓迎をしました。2か所に分かれて、聖火リレーの説明を聞き、トーチを持って記念撮影を行いました。ぴかぴかのトーチを目の前で見て「握ってみたい!」と自然に手が伸びる生徒やトーチより根木さんの車いすが気になる生徒など様々な反応が見られました。お礼の挨拶をした後は、代表者の2人が小学部にトーチを託しました。
小学部では、中学部の生徒から引き継がれたトーチを、児童一人ひとりが触れました。児童はトーチをじっと見つめたり、力強く握ったりして、トーチの色合いや質感、重さなどを感じていました。また、初めて見るトーチに、触ろうか戸惑いを見せる児童もいました。代表者の2人が高等部にトーチを託しました。
高等部では、小学部、中学部からつながってきた本物のトーチに触れ、その重みを感じながら根木さんとともに聖火リレー体験を行いました。友達や先生からたくさん声援を受けながら次の友達へトーチをつないでいくことを目標にそれぞれの方法で少し緊張しながらも堂々と走りぬき、最後は、光陽聖火台へ見事に点火することができました。
全学部がとても貴重な体験をすることができました。