8月25日（水）～ 27日（金）の3日間、本校を会場として『支援機器活用・支援教育実践研修会』を開催し、自立活動部として、「ザ・スパイダー」、「スヌーズレン」、「DonDonIkoo」の体験ブースを設けました。
ザ・スパイダー（重力軽減環境訓練システム）では、校内児童生徒5人程度、支援学級・地域学校園の先生方10人が実際に体験を行いました。
体験した児童生徒は、体重が免荷された状態でトランポリンに乗って飛び跳ね、楽しさのあまり普段の学校生活ではありえないほどの運動量を確保できました。
地域の先生方には、活用の事例や基本的な装着方法などの説明や資料配布をおこない体験してもらいました。少しずつ免荷されるうちに「軽くなってきた」「転倒しない安心感がある」などの感想をいただきました。
スヌーズレンの展示では、各学部から多くの児童生徒と、6名の地域学校園の先生方に体験してもらいました。初めて体験する児童生徒の中には、暗い部屋に入ることを最初はためらう児童生徒もいましたが、慣れてくると好きな教材を見つけ、友だちと一緒にリラックスする姿が見られました。
地域学校園の先生方からは、教材に関する質問を多くいただきました。
ファイバーライト等は100円均一等でも販売しており、手頃な価格で購入できることをお伝えすると、「それなら気軽に挑戦できそう」「買ってやってみたい！」等の積極的な感想をいただきました。
DonDonIkoo（障がい児用電動移動装置）では、児童生徒4名、支援学級・地域の先生方5名が実際に乗って体験されました。
「もう一度乗りたい」と言う児童生徒もあり、普段触ることのないレバー操作やボタンでの移動は、新鮮で楽しそうにしていました。長い廊下を自分のレバー操作で移動する児童生徒も見られ、自分の意思で思った方向へ移動できる経験ができました。
支援学級・地域学校園の先生方にも、興味を持って話を聞いていただきました。簡単に電動車椅子の体験ができ、「レバーだけでなくボタンでの操作もできることが楽しい」と感想を伝えてくれました。また車椅子をのせるだけでなく、リラックスチェアでの試乗も体験されました。
