4月13日(水)、「『食べる』機能について」というテーマで研修を開催し、本校教諭の酒巻茂美先生にご講演いただきました。
本研修では、"誤嚥"の原因は食べる機能の低下だけでなく、目の前の食べ物が自分の想像していた食感・味と違いがあるという認知の誤差も原因の一つに挙げられる等、嚥下や口腔機能についても多く学べる機会となりました。例としてプチトマトのように皮で味が感じにくく、表面がつるりとしている食べ物は、認知の誤差が起きやすく誤嚥の危険性が高まる等の内容を知ることができました。
また、使用するスプーンが大きすぎると、児童生徒の舌の大きさに合わず口内にスムーズに運べず、さらにスプーンが喉の奥まで入ることで、食べ物を飲み込むことが難しくなることがある等、使用するスプーンは児童生徒の舌の大きさ等に合ったものを選択する必要があるということを学びました。
これからも、児童・生徒が安全で安心な食事を行えるように、教職員一同「『食べる』機能について」学ぶ姿勢を大切にしていきたいと思います。