8月4日(木)~8月5日(金)の二日間にわたり、本校での第2回 ボランティア講座を実施しました。
本講座は、昨年度にも開催いたしましたが、今年度は昨年度の参加者を上回る13人の方たちに参加いただきました。大学生を中心に地域の方の参加がありました。講座内容は次のようなものになっています。
【ボランティア講座内容】
- 障がいのある児童生徒理解について
- 障がいのある児童生徒の支援機器について
- ICT機器の活用について
- 支援の際の留意点について
- 車いす介助・体験
- 大阪の支援教育について
参加者は、障がいのある児童生徒への支援について、初めて聞くことや手にするものにより理解を深め、また、これまでにも障がいのある方たちと交流はあるものの、実際の車いす介助や、車いすの体験を行うことで介助する側・される側の立場を理解するなど、多くの事を学んでいただいたと考えています。
2日間の講座をすべて終了した方には、修了証を発行させていただきました。
この経験が、今後の支援の必要な児童生徒への理解を深めるとともに、支援教育にかかわるきっかけとなることを願っています。
参加者のみなさま、今後も、本校でのボランティアとしての参加をお待ちしています。
【参加者の感想(抜粋)】
● 車いす体験について
- 今回この講座に参加し、校内でも少し障がい物があったりする所を通ったり、初めて普段歩く道を車いすで通ったりと、したことのない体験をすることができました。
- 車いす(操作)では、声かけを相手の目線に合わせたり、細かくしたり、ブレーキは常に意識しておくこと、そして車いすを大切に丁寧に扱うことを学んだ。
- 車いすを実際に乗ってみて、思っていたよりも目線が下になり、立っている人の顔を見て話しをしようとすると、結構上を向かないといけないことが大変でした...かがんで目線を合わせるということを意識しようと思いました。
- 車いすにあまり触れたことがなかったので、扱い方や車いすにのっている児童の気持ちを知れてよかったです。普段全く気をつかわないところに怖さを感じました。この怖さを少しでも和らげられるような言葉かけが大切だと思いました。
● ICT機器について
- ICT機器を活用することで、児童の可能性を無限に広げられると感動しました。
- どうにか自分の力で物を動かせる、移動できると思えないだろうか、という点から出発して色々な機器ができていることを学んだ。
- 実物を操作することで用途や何のためにICTを用いているのかについて理解を深めることができました。
● その他
- 学校としてボランティア講座を実施し、開かれた学校としての取り組み、とても素晴らしく思います。若い方々の参加が多く、特別支援教育について知ってもらう啓発としても、とても意義のあることだと思いました