8月29日(月)、「肢体不自由教育におけるスヌーズレンの基礎と活用法」というテーマで校内研修を開催し、常葉大学教育学部教授である姉崎弘先生にご講演いただきました。
本研修では、スヌーズレンの意義や、実際に学習の中でスヌーズレンを活用した実施例などをご紹介いただき、スヌーズレンでは体験者の情緒を安定させる環境づくりが重要であり、個に応じた安心できる空間を作ることこそスヌーズレン教育の基盤となるということを学びました。
また、スヌーズレンは、制御された多重感覚の刺激を通して、体験者の幸福感を導く活動であるということや、体験者の呼吸を深くし、心を落ち着かせる効果があることなどから、疲れているときに休息をとる空間として用いたり、授業などをがんばったご褒美のようにして用いることでも、教育的効果が期待できるとご教授いただきました。 その後、実際に児童生徒の学習の中で、どのように活用できるのかを、動画などの具体的な実施例とともにご紹介いただきました。
本研修で得られた知見を十分に活用しながら、これからも児童生徒が十分にリラックスできる環境でのスヌーズレン教育が実施できるよう、努めていきたいと思います。