音楽サークルでは、歌や楽器の演奏の体験を楽しむほか、音楽や"音"へ興味・関心を向けるための様々な活動を行っています。
11月10日の活動では、①サークルの歌 ②音楽を聴いて想像してみよう ③フシギな音 の3つの活動を行いました。
"サークルの歌"では、音楽サークルで毎年恒例となっている歌をみんなで歌いました。児童生徒たちが聞くのは今回で5回目となり、リズムや最後の掛け声を覚えている生徒もいて、歌を楽しむと同時に、その後の活動の意欲を高めることができました。
"音楽を聴いて想像してみよう"では、アニメ"トムとジェリー"の中からいくつかのシーンを抜粋し、そこに流れる音楽を聴いて、どんなシーンか当てるというクイズを行いました。クイズと聞くやいなや、自信無さげに顔をそむける児童もいましたが、いざ始まると真剣な表情で音楽を聴き、最後には自信満々に答えることができました。
"フシギな音"では、ヘッドホンを使って、バイノーラル音声(詳しくはコチラ)という立体感のある音を聞く体験を行いました。用意した音は掃除機の音やスライムの音、飴を噛む音など、どれも一風変わったもので、真っ先に手を挙げた生徒は、 "耳かきの音"を体験しました。初めはうつむいて注意深く聞いている様子でしたが、しばらくすると耐えかねたという様子でヘッドホンを外し、ムズムズする耳を手でポリポリとかいていました。
その他にも、掃除機の音や、スライムを触る音などを体験し、多くの場合はどの児童生徒も耳がムズムズしてヘッドホンを外してしまいましたが、中には気に入った音を見つけて、嬉しそうに聞き続ける生徒もいました。
活動の後には、「楽しかった」「もう一回」と感想を伝える児童生徒もいました。
音楽サークルでは、今後も音楽や音を感じる楽しさを児童生徒が見つけられるような活動を行っていきたいと考えています。