二学期終業式の日の午後、大阪音楽大学の園田葉子先生と学生の方々をお呼びし、本校の多目的ホールにて『ドラムフェスタ中津支援Ver.』を開催しました。昨年度は新型コロナウイルス感染症の流行のため、参加者を大きく制限しての開催でしたが、今回は小中高の希望者48名が参加し、とても賑やかに行われました。
オープニングでは、高等部・中学部のFGグループによる演奏を行いました。高等部のバンド「ラ・ガン＆グラッスィーズ」によるアプリ(GarageBand)を用いた演奏『I LOVE YOU（尾崎豊）』では、残念ながら当日参加できなかったメンバーもいましたが、事前に録音していた練習の音源を歌として流し、共にピアノ・ギター・ベースでコード演奏を行いました。演奏に参加した生徒達は緊張した様子でしたが、無事演奏を終えると晴れやかな表情を見せていました。
続いて中学部FGグループが『星に願いを』『オブラディオブラダ』の合奏を行いました。中津まつりでの演奏からさらに練習を重ねたこともあり、より上達した演奏を披露することができ、会場から大きな拍手をもらうことができました。
本校生徒による演奏が終わると、ドラム4台を使ってのドラム体験が始まりました。プロジェクタに映されたドラムの映像楽譜（ポチポチ版）を見ながら『Partner(有華)』を演奏しました。お手本の演奏を見た後はすぐに順番待ちの行列ができました。初心者向けのレベル1からスタートして、レベル2・3とステップアップしていきます。中学部や高等部のFGグループは音楽の授業でドラムの学習を行っているため、レベル2や3が叩ける生徒もおり、「8ビートがちゃんと叩けてる！スゴイ！」と園田先生から驚きと称賛の言葉をいただきました。
ドラム体験の後は『サチアレ（なにわ男子）』のダンス体験をしました。ダンスは事前にお借りしていた振り付けの映像を見て、体育の授業等で予習をしました。全体で振り付けを確認し、隣の人とぶつからないように広がって、みんなで一緒に踊りました。大人数が一斉に踊ることが楽しいのか、生徒たちは練習の時よりもとても楽しそうに踊っていました。
ダンスの後は大学生によるクラシックのピアノソロ演奏や連弾、トランペット・ホルン・チューバにピアノ・ドラムを加えた五重奏によるクリスマスソングメドレーを鑑賞しました。きらびやかな金管の響きで明るいクリスマスを感じました。
最後にはみんなで『瑠璃色の地球』を歌い、楽しいドラムフェスタは幕を閉じました。明日から冬休みということもあり、どの生徒たちもリラックスした様子で、大学生たちとの楽しいひと時を満喫することができました。
