今年度、高等部では総合的な探求の時間でSDGsについての学習をしています。そして、その一環として子ども服を集めて世界中の難民の子どもたちに届けるという 株式会社 ユニクロ 様が企画している「"届けよう、服のチカラ"プロジェクト」という取組みに、生徒が主体となり、参加しました。
1学期には、SDGsの目標についての勉強や、ユニクロ大阪店の店長にプロジェクトの説明をしていただき、2学期から本格的にプロジェクトがスタートしました。
はじめに、服を集めるために、服の回収場所や回収方法について話し合いました。様々な意見の中で大阪整肢学院や近隣の中津保育園、中津福祉会館などの地域の皆様を頼り、回収BOXやポスターの掲示、チラシの配布等を依頼しようと話し合いを行いました。
初めての取組みで不安な様子の生徒もいましたが、回収道具の作成や依頼先の訪問などを通して笑顔が増え、前向きな姿勢が見受けられるようになりました。
FGグループの生徒が中津保育園へ回収道具をお届けした際には、保育園の皆様に取組みについて興味を持ってもらうための方法を考え、YOASOBIの「ツバメ」を歌って踊りました。訪問前には、緊張した様子の生徒たちでしたが、大きな拍手とお返しの歌をいただくことができ、とても喜んでいました。
また、DEグループの生徒も中津福祉会館様へ全員で伺い、3年生が代表して道具をお渡しすることができました。
今回は回収BOXを1か月ほど設置していただけることになりました。
どのくらいの子ども服が集まるのか、生徒たちはとても楽しみにしているようです。
ご協力いただき、誠にありがとうございます。