2月27日(月)1、2時間目 中学部自立活動にて「ろうの先輩から学ぼう/電話リレーサービスについて知ろう」を行いました。
今回は、日本財団電話リレーサービスと日本財団の方々にご協力いただき、講話と体験を行いました。
まずは、日本財団の川俣郁美さんより、アメリカ留学をしようと思ったきっかけや留学生活で感じたことなど、クイズを交えてお話いただきました。
意外な文化の違いのお話もあり、生徒はみな驚いていました。
「自分にしかできない気づき・経験・出会いがある!」と、最後には力強いコメントをいただきました。
次に、電話リレーサービスについて、日本財団電話リレーサービスの原さんよりお話いただきました。
利用方法や利用にあたっての注意点などを学び、実際に生徒が体験をさせていただきました。
今回の設定は「病院の予約」。
通訳オペレータを通じて、いつ、何時に予約したいか、どのような用件なのかを伝えます。
初めての経験に戸惑う様子がみられましたが、徐々に慣れ、手話でのやりとりがスムーズになりました。
いつ、どんな場面で電話が必要になるかわかりません。
「登録さえしておけば、すぐに使うことができて便利」と、原さんからお話がありました。
生徒たちも、いつか使う場面があるかもしれませんね。
世の中の様々なツールを活用し、自分ができる方法できこえる人と関わりを持ってほしいと思います。
最後に生徒の感想を一部紹介します。
○「アメリカでは手を挙げないと成績が下がるということにびっくりしました。アメリカの卒業式の服はそれぞれの色が違うことにびっくりしました。」
○「きこえるきこえないは関係ない!という言葉をきいて、確かに!と感じました。」
○「初めて電話リレーサービスをしているところを見て、便利そうだと思いました。」
○「電話リレーサービスという名前はきいたことがあるのですが、仕組みがよくわからなかったのです。
そんな時に来てくださって、詳しく説明してくれたので、ありがたいです。とても分かりやすかったです。」
○「マナーの話をきくのが初めてでした。」
○「わかりやすく、複雑ではなく、気軽に使えるなと思いました。何かしらの機会があれば使いたいと思います。」