18 第70回大阪府高等学校美術展・工芸展の報告

高校の美術展・工芸展が大阪市立美術館(地下展覧会室)で行われています。今年度は70周年の記念にあたるそうで、大阪府下の130校にわたる生徒の作品が展示されています。いろいろな高校や支援学校の生徒たちによる様々なコンセプトと感性で制作された絵画、版画、彫刻立体、デザイン、工芸の作品を観ているだけでも、大変楽しかったです。

堺上高校からも「友」と題するものなどを含む、後姿をテーマにしたと思われる一群の絵画や自然を描いた絵画、もの思いにふける様子を描いたり、心象風景を描写したりしているデザイン画、静謐な帰路の月をテーマにした暖簾様の立体などが出品されていました。

表現されたもので、制作した人間の内面のすべてがわかるわけではありませんが、その人の心のある一面の様子はわかると思います。本校生のいくつかの作品を鑑賞していると、心のなかに音楽が聞こえてきました。見ていて、上高生の感性の一端にふれることができたような気がします。

展覧会は入場無料で、12日(日)まで開催されています。

(8月13日から15日までは本校の学校休業日です。)