33 4階等の漏水対策工事の経過報告

台風21号によって損壊した本校屋上の防水設備の対策工事が現在も続いています。

・防水作業が必要な屋上面積が広大なので一度に作業ができない ・接着が強力なので防水シートの残っている部分の引きはがし作業にとても時間がかかる ・破損した空調の大型室外機を撤去しないとその部分の防水シートの残りの引きはがしができない ・新たな防水塗装は乾かないうちに水に濡れると効力がなくなってしまうので、雨天時や雨が降る予報が出ている時は作業に入れない

大きくは以上のような理由で作業がなかなかはかどらない状況になっています。ここに来て、残念なことに、しばらくはまた雨が続く予報になっているので、私どもとしても大変じれったい、やりきれない思いでいるしだいです。

工事自体は、前の連休も、今度の連休も休日返上で業者の方に増員して進めてもらっています。学校職員も交代しながら付き添っており、シートの引きはがしもようやく終了しかけていて、天候の様子を見ながら、できる部分から順次防水対策の作業を行なっています。平日も業者の方には多くの生徒が登校するまでの8時前から作業を行なっていただいています。また、電気設備も保安協会に点検してもらったところ、現時点では問題はないということでした。教室環境も学校医に点検していただいております。

一刻も早く原状へ復帰したい気持ちはあるのですが、教室の移動作業自体も大掛かりになるため、「やはり無理なので再び移動する」というわけにも参りません。万全の態勢になるまでは慎重に冷静に事にあたっていかざるをえないと考えております。関係する生徒や保護者の皆様にはもうしばらくはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力のほどをよろしくお願いいたします。