本日１１月１０日（土）の午後、中学生向けの学校説明会体験入学を行ないました。例年秋に行われる、本校の第１回の説明会では体育館での説明会の後、分散しての各体験講座を設けています。
説明会では、歓迎のためのダンス部による、はつらつとした演技のあと、校長をはじめとする数名の教員から本校の教育活動についての説明を行ないました。最後には、生徒のナレーションによって学校生活や学校行事等を紹介した映像を見てもらいました。私からは本校の生徒の活躍などを中心に紹介したのですが、もっとも伝えたかったのは、本校の教育活動の根本的な考えです。いっそうに複雑化していく日本社会に出て行ったときに、必要とされる力（コンピテンシー）を３年間で育むために、基本的な生活習慣と規範意識を身につけて、人権を大切にする精神を養いながら、授業などの学習を大切にして、本校生らしく明るく充実した学校生活を送るということです。他の学校と同じく、本校に様々なルールや約束事があるのは、たくさんの人間が一緒に学び、生活するためのものだということです。この根本の確認が大切です。進路部長からは本校卒業生の進路状況等について説明があり、生徒指導部長からは本校の校則と制服の紹介（生徒会に協力してもらいました）を行ないました。
２４ある体験講座では、体験授業７講座と体験部活動１７講座に分かれていて、あらかじめの申し込みによってエントリーした内容で中学生のみなさんに、本校の学校生活の一端を経験してもらいました。私も様子を見て回ったのですが、グランドでの部活動体験は気持ちのいい晴天のもとでのびのびと活動している様子でしたし、体育館の部活動も少し暑いくらいの感じのなかでそれぞれ体験を行なっていました。下足室前ではダンス部がグループに分かれて中学生にアドバイスをしていました。実験なども交えた各授業でも受けている中学生の皆さんの真剣な顔が印象的でした。
中学生のみなさん、本校の体験入学はどうだったでしょうか。参加してくれてありがとう。同伴の保護者の皆様も、参加していただきまして、ありがとうございました。今日のことを、ご家庭での今後の進路決定の参考にしていただければと存じます。ご協力いただいた中学校の関係者の方々にも本校を代表して御礼申し上げます。