住高支援ネットワークー卒業生による探究活動ー

本校は住高支援ネットワーク(卒業生による研究支援グループ)を構築しており、生徒の研究活動のご支援を頂いています。この夏もオンラインで、また対面でさまざまご支援、ご助言をいただいております。担当者より報告いたします。

8月19日、本校卒業生で厚生省所管の「職業能力開発総合大学校」の教授をされている先生に対面で支援をいただきました。支援いただいた研究課題は「液状化の前後で地盤を通る電流はどのように変化するか?」という総合科学科2年生の研究です。  

四極法という通電技法、現状の実験スケールの変更や通電領域の改善など様々なアドバイスを頂きました。生徒だけでは理解が難しい先行研究論文の内容をわかりやすくお伝えいただくなど、ご支援を通して生徒たちは「次に何をすべきか?」を明確にイメージできたようです。

生徒たちのモチベーションが明らかに上がったと感じる時間でした。本物(プロ)との出会いは探究活動の醍醐味であると実感しました。先生も久しぶりに高校に来れたことと、生徒たちと一緒に活動できたことをとても喜ばれていました。

また、その前日は同じく支援ネットワークの千葉大学の先生と3年生が研究交流しました。やっぱり本物との面談は違うっ!と興奮していました。

生徒の研究課題は多岐にわたりその指導・助言は本校の教員でも難しいです。外部の専門家や企業の方とのつながりがあれば生徒の質問や相談にも対応できる範囲が格段に広がります。科学技術の方面でも活躍している多くの卒業生のおかげで住高独自のネットワークが広がります。何物にも代えがたい財産です。

住高の探究活動、まだまだ紹介しきれません。「SSH特設サイト」をご覧ください。