こんにちは。
生物科の南川です。
8月18日(金)・21(月)の2日間、
豊中高校では中学3年生を対象とした特別実習講座
「スーパーサイエンスセミナージュニア(SSSJ)」が開催されます。
今日はその1日目。
豊中市を中心に、7市17校から29名の中学生が集まりました。
2日間、がんばりましょう!
まずは、平野校長よりご挨拶...
だけではなく、なんとSSSJのトップバッターは平野校長です。
豊中高校で物理を教えておられたご経験もある校長先生が、
今年度も物理実習の講師を引き受けて下さいました。
中学校の理科でも習う「光」の性質。
日常でも反射や屈折といった現象はよく目にしていると思います。
ですが、偏光板や回折格子といった、少し特殊な道具を使うと不思議な現象が現れます。
点が増えたり、色が変わったり...
ある現象に気付いたとき、考えて仮説を立て、それを実証するプロセスについて触れることができました。。
昼食をはさんで、午後からは生物実習。
講師は南川が務めさせていただきました。
私たちは普段の生活の中で、周囲の世界を、光を通してだけでなく、感覚すべてを使って知覚しています。
五感と言われるこれらの感覚のうち、触覚に注目して"研究"してみましょう。
ペン先で皮膚に触れて、どう感じるか...
グループごとに「○○となるに違いない」という仮説を立て、それを実証する実験を行ってもらいます。
実験を行ったらデータを取り、このデータを見て何が言えるかを相談(考察)します。
最後に、仮説・実験・結果・考察をポスターにまとめて発表です!
「研究」のオーソドックスな過程を一通り経験していただきました。
実際の研究では、皆さんの興味に基づいたテーマを設定し、
それぞれの研究分野によって微妙に異なるプロセスで研究を進めていくことになります。
単に教科書や問題集からで正解や解き方を学ぶのではなく、
未知のものをどのように解き明かしていくか、という力は、
今後の社会ではより一層要求されてくると思います。
その力をつけるきっかけをつかんでもらえれば、と思います。