大阪市立大学 理学部附属植物園

生物科の南川です。

11月26日(日)、生物研究部とシンガポール研修に参加予定の1年生は、大阪市立大学理学部附属植物園の見学に行ってきました。

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この植物園は約25haの敷地内に、日本森林だけでなく、世界の様々な樹木を見ることができます。

また、植物園では園内の植物についてガイドツアーを開いてくださっています。

様々な植物について、専門家の方の丁寧な解説を聞くことができます。

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よく似ていますが、セコイア(左)とメタセコイア(右)の球果です。

メタセコイアは元大阪市立大学教授の三木茂博士が、化石の比較から"絶滅種"として発見した後、中国の四川省で自生しているのが見つかりました。

その後、大阪市立大学へ苗木が寄贈され、街路樹として日本全国に広まっています。

豊中高校の中庭にも1本植えられていますね。

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こちらはセイヨウトチノキの果実。

日本のトチノキと違い、食べられないそうです。

1年生は3学期からの生物基礎の授業で生態系の分野を扱います。

実さいの森林を見ることができ、よい予習にもなりました。

シンガポール研修では熱帯林の生態系調査も行います。

日本の生態系と比較できるよう、しっかり押さえておきましょう。