SSS「有精卵の解剖実習」

本日はスーパーサイエンスセミナーで有精卵の解剖実習(1組目)を行いました。

普段、私たちが食卓で目にする卵は受精していないので

暖めてもヒヨコになることはありませんが、

有精卵は3~4週間暖め続けるとヒヨコが生まれます。

 

その有精卵を用いて、発生の過程を観察するのことで

生物のダイナミズムを学ぶことができました。

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同時に、命の儚さや大切さについても学ぶことができました。

解剖実習に身を捧げてくれた卵たちのためにも、

この学びをこれからの生活に活かしていきましょう。

【生徒の感想】

・始めて有精卵の解剖をして、9日胚や11日胚で鳥肌をみることができて感動した受精してからたった9日で足の指まではっきりできているとは知らなくて驚いた。たまごを開けたとき、まだ心臓が動いているのを見て命を間近で感じることができた。

・有精卵を解剖したことで、普段私たちが触れている命について考えることができたし、命ある状態というのがどういう状態かについて自分なりに考えることができた。

・卵や胚がデリケートで扱いが難しかった。今回のセミナーでは知識的に学べることも多かったが、命をいただく人としてのあり方も学べてよかった。