生物科の南川です。
6月11日(月)、2年生の課題研究(生物)受講生徒9名は、
猪名川流域下水道 原田処理場を訪問し、微生物について学ばせていただきました。
原田処理場は大阪空港の南側にあり、豊中高校からは意外に近いのですが...
バスが少ないため、曽根駅から歩いて移動です。
道ばたの花に癒されつつ...
到着です!
到着後はまず、下水道に関する基礎知識についてご指導いただきました。
そして、浄化槽の見学です。
原田処理場には3つの処理施設があり、
今回見せていただくのは、3年前と同じ第1系列です。
こちらは、エアレーションを行う反応槽。
多くの微生物が生命活動を行い、汚水に含まれる有機物を分解している場所です。
このタンクの水を観察させていただきます。
どんな微生物が見られるか...
慎重に探します。
こちらはツリガネムシの仲間。
短い時間でしたが、ゾウリムシの仲間やワムシの仲間を中心に、
十数種の微生物を見ることができました。
まだ始まったばかりの課題研究ですが、多くの微生物を実際に見て、
「生物を研究する」というイメージが実感できたのではないかと思います。
学んだ手法や視点をしっかりと活かして、研究に取り組んでいきましょう。
ご指導下さった原田処理場職員の皆さま、
本当にありがとうございました。