シンガポール研修2日目の今日は、Gardens by the Bay、ArtScience Museum、River Safariの3つの施設で研修を行いました。
まずはGardens by the Bayです。
観光スポットとしてSuper Treeが有名なGardens by the Bayですが、シンガポールの環境教育の研究・実践拠点としても重要な施設なんです。
例えば、シンガポール中で選定された植木の枝や葉は、Gardens内に輸送され、発電の燃料などに使われます。
そして、Super Treeのうち何本かは、この燃焼ガスを排気するための煙突だそうです。
今回は、Gardens by the Bayの職員のから、熱帯の生態系と植生の特徴についてご講義いただきました。
大阪市立大学の付属植物園で観察した日本の植生と比べても、本当に多種多様な熱帯植物がありました。
また、植物を見るだけではなく、それらの植物を維持・管理する仕組みについても学びました。
昼食を挟んで、ArtScience Museumに移動します。
デザインやものづくりに重点を置いた展示が特徴で、単なる "見せ方" にとどまらない、音や振動も用いた "感じさせ方" を実際に体験し、科学コミュニケーションについて学習を行いました。
(こちらは事後指導に関連するので、参加者の皆さん、しっかりと復習しておきましょう)
その後、River Safariに移動して、水界生態系について学習しました。
River Safariはアマゾン川やメコン川など、世界中の川を再現した大型の水族展示が中心です。
こちらも事前学習で見学した琵琶湖博物館(琵琶湖、ビクトリア湖、バイカル湖など、古代湖の水族展示)と比較し、淡水生態系の多様性について学習しました。
本日の行程が終了し、ホームステイ先へ向かいます。
明日はいよいよ研修のメインイベント。カトリック高校との交流です。
皆さん、しっかりと休んでおきましょう!