シンガポール研修 3日目

シンガポール研修3日目の今日は、研修のメインイベントであるカトリック高校との合同研修が始まります。

カトリック高校はシンガポールでも有数の進学校で、シンガポール現首相のリー・シェンロン氏も卒業生だそうです。

カトリック高校の校長先生より、Welcome Speechをいただきました。

 

豊高生1人につき、カトリック高校の生徒が専属でお相手をしてくれます。

この形はBuddy(バディ:相棒)といって、海外でよくある交流の形だそうです。

 

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この日は全校集会のある日でした。

豊高生の代表が全校生徒に挨拶をしました。

 

最初の交流は、ドローンを使った実習です。

一通りドローンを使った後、スタート地点からゴール地点まで、自動操縦でドローンを着陸させるためのプログラムを考えます。

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思わぬ方向へ飛んでいったりも・・・?

カトリック高校ではSecondery Schoolの2年生(日本での中学2年生)から、ドローンのプログラミングに関する授業が始まるそうです。

また、4年生(高校1年生)では、大学とも連携して、一つ一つの部品レベルからドローンを制作していくそうです( "部品を" 作っているそうです)。

 

続いて、実際にカトリック高校の授業を体験させてもらいました。

 

こちらは物理の授業。

ビー玉が落ちたときの音を目印にして、5つのビー玉が等間隔で落ちるような条件を探る実習です。

日本では、記録タイマーを用いて落下速度を測る実習が一般的ですが、逆転の発想ですね。

記録用の機材として、生徒自身のスマートフォンを活用させているそうです。

 

こちらは生物の、透析の実験です。

豊高生は2学期に「半透膜の性質」として学習はしていますが、「透析」という医療技術としては学習していませんでした。

生物の学習内容に人体に関する内容は、海外ではかなり重視されています。

 

授業交流の後(10時40分)から、休憩時間に入ります。

熱帯地方にあるシンガポールでは午後が非常に暑くなるため、学校が14時過ぎに終わります。

生徒数が多いため学校食堂が混雑することもあり、早いタイミングで昼休みになるそうです。

 

昼食を済ませて、シンガポール国立植物園(Botanic Garden)へ移動します。

今年度は昨年からプログラムを変更し、熱帯雨林の階層構造について、植物園の職員の方からご講義いただきました。

1年生の皆さんは、ちょうど学年末考査の範囲でした。(覚えていますよね?)

 

最後に記念写真。

左端の赤い服の皆さんは、インドのデリーから交流に来ている皆さんです。

実は、今回はたまたま日程が重なっていたため、3校合同の交流となりました。

 

カトリック高校との合同研修は明日も続きます。

皆さん、しっかり休んで明日に備えましょう。