琵琶湖や自然環境について学びたいという1年生と引率教員で琵琶湖にある博物館に行ってきました。当日は小雨がぱらついていましたが、琵琶湖でプランクトン採取をする際は奇跡的に天候が改善してよかったです。
滋賀県中央に位置する琵琶湖は日本最大の湖であり、世界でも数少ない古代湖であります。その湖畔にある滋賀県立琵琶湖博物館は、淡水性生物の研究では日本有数の研究施設であることで有名です。
午前は、琵琶湖博物館の主任学芸職員である鈴木隆仁先生から、琵琶湖のプランクトンに関する講義および、プランクトンの分類・同定実習行ってもらい。
午後は、博物館の展示の見学を行いました。
参加した生徒からは、「顕微鏡で一部が欠けたボルボックスを見つけ、どうしてこうなったのかと疑問に思い、質問した所、中にある娘群体が外に出るためだと分かり面白いなと思った。」や「琵琶湖には数多くの魚がいて、外来種の存在やその影響も合わせて学ぶことができたためです。また、普通の水族館だと一つの水槽に様々な魚が入って綺麗なものが多いけれど、琵琶湖の水槽にはそれぞれの魚の特色に合わせて水槽が作られ、自然に溶け込む色合いをしっかりと見ることができた。」などの感想があがりました。