6/15(木)「啐啄サポート」結団式を実施

 6月15日(木)15時20分より視聴覚教室にて、令和5年度の「啐啄サポート」結団式を実施しました。

 「啐啄サポート」は国公立大学を志望する生徒に対して、担任だけでなく他の先生方も多角的にサポートにかかわっていくことを目的に設置されたものです。今年度は48名の生徒がエントリーしました。チューターの先生は27人、1人のチューターの先生が1~2人の生徒を担当します。

100_0249 (2).JPG100_0257 (2).JPG

 はじめに岡田学習指導室長から啐啄サポートの説明があり、啐啄サポートチューターの先生一人ひとりの紹介と挨拶がありました。チューターの先生からは受験の心得、ご自身の体験、励ましの言葉など、国公立大学をめざす生徒たちに心温まるエールが贈られました。

100_0259 (2).JPG100_0266 (2).JPG  

 その後、チューターの先生と担当の生徒たちの顔合わせが行われました。これから共通テスト、2次試験に向け、長く険しい道のりを共に戦っていくことになります。あきらめずに最後まで粘れば、必ず道は拓けます。「受験は団体戦」頑張りましょう。

  100_0265 (2).JPG100_0264 (2).JPG

<4コマ漫画はクリックすると大きくなります。>

~『啐啄』について~

 中国の仏教書「碧巌録」に、「啐啄同時」(そったくどうじ)という言葉があります。「啐は驚く、叫ぶ、呼ぶ」、「啄はついばむ」という意味です。卵の中のヒナが殻をコツコツつつくことを「啐」、ちょうどその時、親鳥が外から卵の殻をコツコツつつくことを「啄」と言います。両者が一致してヒナが生まれることから「絶好の好機、またとない好機」を表す言葉として使われます。卵の中のヒナがつついている(啐)のを親鳥が気付かなかったり、つついていないのに親鳥が殻を破って(啄)もいけないのです。同時でなければなりません。

 生徒の頑張りを「啐」、教員のサポートを「啄」とした「啐啄サポート」は槻の木高校が誇るユニークな取り組みです。「受験は団体戦」・・・"団体"は生徒だけでなく、教員も含めてのことです。