朝10時から、オーストラリア海外研修参加者説明会を実施しました。お休みのところ、参加生徒と保護者の皆さんには、ご出席いただいてありがとうございました。
7月27日(日)から8月5日(火)の10日間の予定で、本校の姉妹校があるオーストラリアに渡航し、ホームステイしながら現地交流校で英語レッスンや授業への見学・参加を行います。今回、研修定員20名を大きく超える参加希望者がある中から、参加者を決定せざるを得なかったこと、心苦しくもあり、また、頼もしくも思っています。
現在、海外研修旅行は、姉妹校協定を結んでいるオーストラリア、韓国、タイの3国を対象に実施しています。また、修学旅行でも、創立からの数年間は、姉妹校のあるオーストラリアを目的地として実施していました。その後は、旅行費用の高騰等の事情により北海道方面や沖縄方面への国内修学旅行となっていますが、開校当初より国際感覚豊かな人材育成を目標に掲げています。
これからの10年、20年に生起するのは、「変化」というよりも、すさまじい「破壊」に相当するものだと言う人がいます。そして、情報化やグローバル化が進展する社会において、困難かつ予測不可能な時代に突入したとも。既存の制度や組織、社会通念が崩れ去る時代が到来し、そういった環境で活躍できる人材には、「学力」だけではなく、「自ら答えに向かう力」が必要不可欠だと指摘されています。
「今、なぜ、グローバルな視野と国際的感覚が必要なのか」とよく問われますが、その理由はさまざまでしょうけれど、中でも重要なのはやはり「固定概念にとらわれない柔軟な思考力を得ることができるから」ということだと思います。
今回、研修に参加する生徒の皆さんには、ぜひ、ぜひ、この海外研修を、「グローバル化時代」「国際化社会」について考える絶好の機会にしてほしいと思います。