課題曲「Rhapsody~Eclipse」と自由曲「吹奏楽のためのバラード第1番『風雪の詠』」が演奏されました。本日23組中の1番目の発表でした。緊張感が漂うかと思いきや、とてもやわらかで美しい旋律を保った大らかで堅実な演奏だったと、音楽素人の私の心にも浸み込んできました。
日々の限られた時間の中、表現者としての演奏スキルと音楽集団としての発信力の向上に、部員一人ひとりが熱い思いと願いをもって取り組んできた成果だと思います。
" Music acts like a magic key,
to which the most tightly closed heart opens. "
「音楽は最も固く閉ざされた心を開けるための魔法の鍵」との言葉があるようですが、あれもこれもと多忙に追われて固くなってしまった私たちの心を、日々の練習の成果がギュッと凝縮されたそのステージから贈りだされる吹奏楽の音色が、優しく温かく解きほぐしてくれました。この心地よい、そして、楽しいひとときを、本日ご来場の保護者の皆さんと分かち合えることを幸せに思います。パレットの上の絵具のように混ざり合い溶け合うさまざまな響きを、そして、本校生の息遣いが生み出す音楽のすばらしさを味わいました。
吹奏楽部の皆さん、本日は、お疲れさまでした。