今日から５名の教育実習生が来られています。１週間後に３名が加わって全員で８名になるのですが。実習生の皆さんは全員本校の卒業生です。これから３週間または２週間の予定で５月28日（水）までの間、教科の授業はもちろん、体育大会などの行事活動やクラス活動を通じて教育実践を学んでいただきます。
久しぶりの母校で、初めての教育実習生という立場に、一抹の不安を表情に浮かべつつも、これからの一日一日に経験する初めての教職体験に期待を膨らませる、初々しくもキリっとした姿勢と動きが見て取れます。爽やかさでは決して自分も負けてはいなかったはずと、40数年前の私自身を思い起こします。
将来の目標に向かって大学に進学した先輩たちが、今、教職をめざして教員免許状を取得するために、母校の教壇に立っています。緊張しながらも頑張っていますね。その精一杯の頑張りが実習生の皆さんの背中から伝わってきませんか。
実習初日の今日、実習生の皆さんに、次のような励ましの言葉を贈りました。「教員っていう仕事は本当にいいですよ。素晴らしい仕事です。皆さんは素敵な職業を選ぼうとしています。ぜひとも教員採用試験を突破して教壇に立ってください。〝教師〟って、お金は溜まりませんが、〝人〟がいっぱい溜まる仕事ですからね」と。