自主的学習、「土曜講習」がスタートしました。週休日の土曜日の朝早くから登校し、国語、数学、英語の講習に臨む本校の生徒たちの姿勢に、この上なく感動を覚えます。そのやる気が生徒たちの背中から見て取れました。
昨年上半期、その著作『サンショウウオの四十九日』で芥川賞に輝いた朝比奈秋さんの受賞時の印象的な言葉、「大きな賞をもらうとか、それよりももっと難しいのは書き続けること。それが評価されなくてもいいので、ただ書き続けるということに挑戦していきたいです」を思い起こします。
「継続は力なり」とは、どれほど小さなことでも努力し続ければ、やがてよい結果や成果につながることを意味することわざです。「石の上にも3年」、「雨垂れ石を穿(うが)つ」、「千里の道も一歩から」など、似た意味の言葉がたくさんあることからも、成果や成功をつかむには、我慢強く、コツコツ努力を続けることが、いかに大切かということが分かります。もちろん、瞬発力も必要ですが、少しずつ毎日積み上げていく持続力がより大事だということでしょう。