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12/27(水)東北大学・本多教授による特別講演会を実施

 本日、東北大学大学院理学研究科 数学専攻 本多 正平 教授による特別講演会「三角形の内角の和は180度でないかもしれない」を実施しました。

 冒頭、受講生徒の名前を確認しながら、"1×1=?、・・・、1×3=?"の発問がありましたが・・・、"伏線"の仕込みでした。講義のクライマックスとして、正多面体が5種類しか存在しないことを「オイラーの多面体定理」を用いて証明する場面で、しっかり"回収"されました。まるで映画仕立ての特別講演会でした。

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 本多教授は大阪市の出身で、「建部賢弘特別賞」「日本数学会幾何学賞」などの賞を受賞されている日本を代表する数学者であり、また、わかりやすい講義で学生から大人気の教育者でもあります。

<左のちらしはクリックで拡大します> ★東北大学新聞(2019年 オープンキャンパス特集)

 本日はメインテーマとともに、数学者になりたいと考えていた高校時代のこと、大学受験のこと、また、現在の大学生の生活ぶり等もお話しいただきました。

 高校時代、私が担任をした縁で、講演会が実現しました。実は無理を言って、帰省の予定を変更いただきました。参加した生徒もちろん、教員にも大きな刺激となりました。本当に感謝です。来年4月からは東京大学に異動予定とのこと、日程があえば、来年も是非、講演をお願いします。