11月14日(水) 寝屋川市立点野小学校

寝屋川市立点野小学校では、今年の研究テーマ「意欲を高めつつ、目的に応じた作文表現を身につける国語授業の取り組み」の研修計画を作成し、各学年の授業研究を進めています。本年度は特に「作文を書く」ことを中心に、各学年の系統性を持たせ、授業に取り組みました。6年生の国語科の研究授業では、文の構成ごとのかたまり(序論、本論、結論)に分けることを意識しながら文を考えました。今回電子黒板を活用し、例文を構成ごとに分けることを示しながら説明、指導を行った後、児童が実際に文章のかたまりを順番に並び替えることを考え、発表しました。

 研究討議会では、各教員が研究授業を見て良かった点(黄色)、改善するべき点(青色)、改善すべき点の別案(ピンク色)を予めポストイットに記入したものを持ちより、3つのグループに分かれて討議をしました。意見では「班ごとの話し合いには役割を決めた方がよかったのでは」「児童が電子黒板を自由に操作できていた」「板書計画が順序よくなされていた」などがだされた他、児童の発言の仕方、発表のルールなどの細かな点にも討議が及びました。各討議されたことをまとめてグループごとに報告をし合いました。最後に、明日の授業では、児童が自分の考えを持とうする力や態度を高めるために、書く活動をさらに充実させ、発表する場面を多くつくることが大切であることを共通認識として図られました。

 

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