2月22日(水)摂津市立第五中学校

2月22日(水)、摂津市立第五中学校において、2年生の全3クラスで、国語科、社会科、数学科の研究授業を行いました。

数学科の研究授業では、「2枚のコインを1回投げたときの表裏の出方を実験によって確かめよう」という「確率」の問題に取り組みました。生徒は、各自で仮説を立て、一人ひとりに渡された2枚のコインを使って、実際に表裏の出方を数えました。次に、クラス全員の結果を合わせて、表裏それぞれの出方の割合を確かめていきました。制限時間の中、生徒は黙々とコイントスを繰り返し、結果をまとめました。自分たちの実験結果が反映されながら授業が進み、生徒が主体的に学ぶ姿が見られた授業となりました。

授業後の研究討議では、「生徒を引き付ける、興味を持たせるのに、実験を取り入れた効果は高かった」、「教師が具体的な話し方をすれば、生徒の理解が深まる」、「生徒が前に出て発表する場面では、発表者に注目することができた」、など、他教科でもすぐに取り入れられることについて意見交流をしました。また、「子どもの顔を上げることを目標に、仲間が互いに発表する場面をつくって行こう」、と講師である府教育センター指導主事から助言があり、生徒が興味関心をもつ授業づくりについて、今後の目標を確認できました。

 

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