ブドウの摘粒実習

6月の中旬以降はブドウの摘粒実習があり、1年生、都市園芸コース専攻の2,3年生総出で行います。


ブドウはそのままにしておくと、房に果粒が付きすぎてしまい、肥大の過程で裂果します。
なので、果粒が大きくなる前に、果実数を減らしてやる必要があります。
さらに適切な果粒数にすることで残した果粒の肥大成熟を促進します。

こちらが摘粒後の房です。適度に隙間が空き、果粒が肥大しても大丈夫そうです。
初めのうちは一部を切りすぎてしまう生徒が続出しますが、3房くらい完成させ、慣れてくるときれいな房を作れるようになります。今は緑色ですが、収穫時には黒紫色になり、おいしいブドウになるでしょう。園芸高校では9月にPTA主催のブドウ狩りがあり、保護者の方に生徒が栽培管理したブドウを味わっていただきます。