2017年7月アーカイブ

夏休み実習

全国の高校では現在夏休みですが、農業高校では夏休みにも実習があります。休み中でも植物は成長しますし、管理が必要です。全ての学年で実習がありますが、1年生は専攻に分かれていないので、日によって野菜、果樹、草花、園芸デザインなどグループごとに実習内容が異なります。果樹ではこの時期にカキの摘果を行います。 自然の状態だと果実が成りすぎてしまうので、人の手によって果実の数を調節し、より高品質の果実を生産し...

夏野菜の収穫

現在1学期末考査の最中ですが、畑の野菜はどんどん大きくなっています。1年生の農業と環境の畑を見てみると夏野菜がたくさんできています。 収穫した野菜を持って帰る生徒の姿が増えてきました。こまめに収穫し持って帰りましょう。特にキュウリはすぐに大きくなってしまいます。放置してるとおばけキュウリが何本も・・・ということになります。写真のキュウリがまさにそれですね。また、最近は野菜を狙ってカラスが大量...

ブドウの摘粒実習

6月の中旬以降はブドウの摘粒実習があり、1年生、都市園芸コース専攻の2,3年生総出で行います。 ブドウはそのままにしておくと、房に果粒が付きすぎてしまい、肥大の過程で裂果します。なので、果粒が大きくなる前に、果実数を減らしてやる必要があります。さらに適切な果粒数にすることで残した果粒の肥大成熟を促進します。こちらが摘粒後の房です。適度に隙間が空き、果粒が肥大しても大丈夫そうです。初めのうちは一...