果樹園の冬の作業、粗皮削り

ほとんどの果樹の葉が落ち、成長もストップする冬の時期ですが、そんな時期でも必要な管理作業があります。そのひとつが「粗皮削り」です。
寒くなって粗皮(厚い樹皮)の中に避難した病害虫を皮をはぐことで住処ごと排除します。

園芸高校ではブドウやカキ、ナシで行っています。
初めは↓のような感じですが、

粗皮削りによって樹の表面はこい茶色に↓。


白い木部の層まで削らないのがコツ。
削った皮は焼却です。
このような作業により、春以降の病害虫の発生を少しでも抑えています。