昨年度、2年生が学習した現代文の教科書に歌人の俵万智さんの「さくらさくらさくら」という随筆がありました。
その中で俵さんは「デンマークで日本人がいかに桜を愛しているか、また桜の開花情報が新聞に載ると話しても理解してもらえず、笑われてしまった」
ということを書いています。そして最後に「桜が咲いている空間、時間、日本の春という舞台の全てを含めて桜なのだ」と結ばれています。
日本の学校の開始を欧米と同じように秋にしようという考えがあります。
そして反対の意見の中に「入学式にはやはり桜が必要だ」というのがありますが、それを簡単に時代錯誤だとあながち笑えない気がします。
今回、布施北高校の敷地内の桜の数を数えてみたら17本ありました。その一部を紹介します。
残念ながら、昨日から散り始めていますが、明日の入学式までは何とか持ってほしいものです。