1年生の『社会入門』の授業で、面白いグループワークをしていました。
たとえばA班は日本、B班はアメリカ、という風にそれぞれの班を国に見立てます。
そして、各班に文房具と紙を配ります。
班員は与えられた文房具で紙を加工して「製品」を作り、「お金」に変えます。
ただし、国によって与えられるものは異なります。
先進国の班と、新興国の班では、与えられる文房具・紙の数や種類が異なるのです。
そのため、国同士で貿易をし、足りないものを手に入れなければなりません。
このようにして貿易を繰り返し、最終的に一番多くの「お金」を作り出した班が勝利となります。
もちろん、現実には様々な条件があるので、実際の貿易とまったく同じようにはなりませんが、
生徒達はこのゲームを通して、楽しみながら経済や貿易について学んでいました。