知性と品性

 接尾語のお話。接尾語とは、ある言葉の後に付き、その言葉に意味を添えたり、強めたりする語のことです。みなさんも、会話の中で無意識に使っているかと思います。

「積極性がある」「水性ボールペン」「データの互換性」「酸性、アルカリ性」「凝り性」...

「~性」。これらは、物の性質や気質を表現している言葉です。英語では、「人や物」に用いる-er、「~できる」を表す-able等の接尾語があります。

 人に対して「知性があるとか知性的」という言葉もあります。「知性」とはなにかについて考えてみることにしました。物事をよく知っていて(知識が豊富)?考えを進めているうちに、それだけではないような気がしてきました。そんな時、ある言葉に出合いました。

~「何を話せるか」が知性で「何を話さないか」が品性~

 スッキリすると同時に、一言も二言も多い自分への戒めの言葉となりました。

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